【そのプラ、きがえませんか】そろそろ分厚いブリスターを脱ぎ捨て、地球に快適なバイオマスシュリンクに着替えませんか
【本日公開】ecoだけマーケ、新たなトレンドを創造。減プラの最右翼!85%が植物由来のバイオマスシュリンクフィルムのエビデンス公開!
「実稼働期」編
こんにちは、長苗印刷株式会社 パッケージ事業部です。今回もメルマガからの続きになります。
この夏、分厚いブリスターから製品を解放し、羽衣のような台紙付きバイオマスシュリンクパッケージ=「ecoパケ」で、おしゃれにecoな毎日をスタートさせませんか?
商品を取り出す時もストレスフリーで、もう、ブリスターをむしゃむしゃ開ける日々にさようなら!
私たちは「ecoだけマーケ」をテーマに、持続可能な未来を生み出す新しい方法に挑戦し続けています。驚異のバイオマス度85%、重量対比97.8%減(※当社事例による)など、「ecoパケ」は脱プラ間近の段階としてエコフレンドリーでコスパ・タイパを大改善することが期待できます。製品を守りつつもプラスチックの使用を大幅に減らし、環境にやさしい選択をサポートしながら、快適な未来を象徴するアイテムです。
今までありがとう。そして、さよなら、ブリスター!
私たちは御社のブランドが地球環境への取り組みを示すシンボルになり、その選択が地球の未来を変えサステナビリティへの支援に繋がっていくことを祈念しております。 ぜひ、私たちの新しいトレンド=「ecoパケ」で、環境に優しい選択を楽しみながら、その良さを実感してみませんか?地球を愛する私たちの一歩を共に踏み出しましょう!
第6回から、私たちパッケージ事業部の奮闘記をコラムで綴っております。新規事業担当者や設備導入担当者の皆さまでしたらご理解や共感をいただけるかと思いますが、涙無くては語れないお話の連続です。
いよいよ仕事が決まり気持ちが高まるも、設備の不調や気持ちのエラーも重なり…七転八倒。異質な素材の集合体なので調整が難しくシミュレーションと実際の相違が埋まり切らない、事前に検討したはずの危機管理や商品管理も考えが及んでいなかった部分なども発覚したり、見かねた他部署から救いの手が差し伸べられたりと苦労の日々を、色々な面でアジャイルにも程があると叫びながら走り抜けた一年半の軌跡の最終回。何かの参考になれば幸いです。
(バイオマス度85%、減プラ97.8%削減、CO2排出量削減、廃棄物発生量・処理量削減など本日公開)
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バイオマスシュリンクパッケージ「ecoパケ」の メリット、デメリット
社会貢献度合い
まとめ と 3つのポイント
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「実稼働期」編 未来への一歩を踏み出す:バイオマシュリンクフィルムパッケージの実践の足跡
このシリーズも最後になりますが、私たちが追求してきた「台紙付きバイオマシュリンクフィルムパッケージ=ecoパケ」は、実際の運用を通じて私たちに多くの気づきと可能性をもたらしました。現場での経験をもとに、「ecoパケ」の持つ意義と効果を振り返り、新たな未来への道を考えてみました。
- 環境への貢献が数値化される喜び
「ecoパケ」の稼働期において、その環境への貢献が具体的な数値として示される瞬間は、本当に嬉しいものです。プラスチックごみの削減、廃棄物処理の効率化、そして二酸化炭素排出量の減少という成果が、数字として現れることは、まさに未来への貢献を実感できます。
- 変化を切り拓く挑戦の日々
「ecoパケ」の発注が決まり、いよいよ新たな取り組みが始まりました。しかし、異質の素材のセット体であるこの新しいパッケージは、最初からスムーズに進むわけではありません。新しい素材やプロセスを導入する過程で、当然ながらいくつかの課題が想定されます。テストを重ねているとはいえ、事前に検討していたルールや計画も、実際の作業段階では思わぬ調整が必要であることが判明し、対応に追われた日々もありました。
「ecoパケ」の稼働期は、危機管理や商品管理、意識の欠如による問題に直面しながらも、挑戦する我々の積極的な姿勢と、それを乗り越えていく学びと成長、そして喜びの軌跡を描いたものでもあります。
3.地球を共に守る誇り
私たちは地球を共に守る一翼を担っていることに誇りを感じています。廃棄物の削減や環境影響の軽減は、私たちが果たすべき責任であり、その取り組みがビジネスの枠を超えて地球全体にポジティブな影響を与えると信じ、またこの誇りと使命感が、私たちの日々の努力を支えています。
- 未来への展望とともに
「ecoパケ」は、新しい未来への展望です。私たちの決意が、次世代への持続可能な社会の実現に一役買っていることは間違いありません。技術の向上や新たな挑戦が続く中で、私たちは熱い情熱と環境への貢献とともに歩み続けます。
そして、積み重ねたノウハウと実績からエビデンスを取得し、拡販していく過程が始まりました。
この達成感は、お客様の喜びにも繋がり、地球全体の喜びになると信じ、 私たちはこれからも新たな可能性を追求し、環境への配慮とコストのスリム化を両立させた製品を提供し続けることお約束します。
新たな未来を築くための選択: バイオマシュリンクパッケージの可能性
石油由来のプラスチックに対する課題や環境問題を背景に、バイオマシュリンクパッケージは新しい時代の製品ラインナップとして注目されています。このパッケージは、天然由来のバイオマス素材を活用し、プラスチックの使用削減を考え、環境負荷を軽減する独自のアプローチを提供しています。
本記事では、単なる製品の導入だけでなく、企業の価値観の変革や環境への意識の変化、そして新たなビジネスチャンスの発見を目指しています。
以下ではその導入に伴うメリットと対策、環境への貢献度見合いなどを具体的な事例とともに紹介していきます。
皆様が持続可能な選択をする際の指針となることを期待しております。
バイオマシュリンクパッケージの可能性を探り、未来に向けた意義ある選択をサポートしていくために、どうぞお付き合いください。
バイオマスシュリンクパッケージのメリット
- 環境への貢献:
バイオマシュリンクパッケージは、主に天然由来のバイオマス(植物由来の素材を85%)使用しているため、石油由来のプラスチック使用量を削減させ、環境への負荷を軽減します。バイオマス由来の材料を使用することで、化石燃料からの依存度が低くなり、二酸化炭素排出量の削減に貢献します。製品のライフサイクル全体で温室効果ガスの排出量を削減し、気候変動への配慮を軽減します。BPマークは、持続可能な製品であることを示す環境認証を取得しています。国際的な環境基準を満たすために、第三者の認証機関から認証を受けています。 - ブランド価値向上:
環境への取り組みは、企業の社会的責任を示す重要な要素となっております。バイオマシュリンクパッケージの使用は、企業が環境問題に真剣に向き合っているという証左を消費者やステークホルダーに示し、ブランドの環境配慮が信頼感とイメージ向上につながり、企業の環境への取り組みが高く評価されることになります。今や、同じカテゴリー商品であれば環境に配慮している方を買うという消費者のデータが、これを裏付けています。特に若年層や環境に対する関心の高い消費者から、バイオマシュリンクパッケージの導入に対してポジティブな反応が得られています。 - コスト削減:
プラスチックの使用量を削減することにより、原材料コストの削減が行われます。また、環境に配慮した取り組みは、消費者の支持を受け、新たな市場チャンスを生み出し、長期的な増加に繋がる可能性が期待されます。このような消費者の嗜好の変化に合わせて調整することで、新たな商品ラインを展開することも考えられます。
現在ブリスターパックをお使いの方であれば、金型代の比重が多くを占めると思いますが、シュリンクフィルムであれば型代は一切かかりませんので、その分の利益の創出が可能です。多品種小ロットの商品構成にも対応可能な方法です。 - 法の規制への対応:
環境保護法案や規制が厳しさを増している中で、バイオマシュリンクパッケージは法的規制への適合を強化するための一助となります。
バイオマスシュリンクパッケージのデメリット
- 技術的な課題:
新しい素材やプロセスには技術的な課題がつきものです。バイオマシュリンクパッケージの素材特性や加工方法に関する技術的な課題が発生する可能性があります。 - 市場への浸透:
消費者の意識や嗜好が変化するまでには時間がかかるため、新しいパッケージ素材への市場の浸透にも時間がかかります。市場での受け入れには忍耐が必要です。また消費者の意識変革や販売競争の動向に影響を受ける可能性があります。
社会貢献度合い
総合的に言えば、バイオマシュリンクパッケージは、その環境への貢献度合いが高いと言えます。このパッケージの導入により、石油由来のプラスチックの使用量削減が実現され、廃棄物の削減、二酸化炭素排出量の削減などの効果をもたらします。また、環境への負荷を軽減させるだけでなく、企業のイメージ向上や経済的なメリットも生むことが期待され、企業の持続可能なビジネス展開を両立させる手段として考えられます。コストなどの対策もあるため、継続的な取り組みと市場の理解が必要です。その結果、社会全体にポジティブな影響を与えることができるでしょう。
詳しくは https://ecodakemarke.naganae.co.jp/shrink/evidence/ をご参照ください
■お問い合わせ:長苗印刷株式会社 パッケージ事業部 担当:藤井 n-package@naganae.co.jp.
プラスチック容器の減量化や減容化ではもう、環境配慮とは言えない時代に
近年、海洋汚染の主要因としてマイクロプラスチックの問題がクローズアップされるなど、プラスチックごみ削減への規制強化が行われ、環境に配慮することは国際的な課題となっています。
EUでは、2030年までにEU域内における全てのプラスチック包材をリユースまたはリサイクルすることを目指すなど、使い捨てプラスチックの削減に向けた規制を強化しています。日本国内でも、2025年までにプラスチックごみの削減量を2000年比で25%削減するという目標が掲げられています。
最近では容器の減量や減容化により、環境への負荷を軽減できると考えられてきましたが、使い捨てプラスチックの使用量を削減するだけでは、もう環境配慮とはいえない時代になってきました。
紙にバリアコーティングを施した紙製包材など、環境に配慮した代替素材の開発が進んでいます。リサイクルに適した単一素材化や再生樹脂の利用も進められています。その中でも、製造工程や焼却処分の際にCO2を排出するものの、原材料となる植物の生育過程でCO2を吸収するカーボンニュートラルなバイオマスプラスチックのインパクトは多大です。企業は環境配慮を自社製品の価値としてアピー ルし、新たな製品開発と提案に取り組む必要があります。
まとめ
長苗印刷のシュリンクパッケージの3つの強み
台紙付きバイオマスシュリンクパッケージがもたらす価値を以下でポイントをご紹介いたします。
1.金型が不要でムダな出費が0!
ブリスターパックと違い、商品ごとに金型を作成する必要がありません。
商品を無地のシュリンクフィルムで接着する構造のため、ブリスターパックと違い、金型を作成する 必要がありません。
金型作成に必要な初期費用をコストダウンできます。小ロット・多品種展開が可能で、コスト低減につながります。
2.プラスチックの使用量が少ない!
ブリスターパックと比較してプラスチックの使用量を減らすことができます。
当社事例では、10gのブリスターからバイオマスシュリンクフィルムに置き換えることで、97.8%の削減を達成しました。
※詳しくは当社のエビデンス資料をご確認ください。 https://ecodakemarke.naganae.co.jp/shrink/evidence/
3.環境に優しいバイオマスシュリンクフィルム
植物など再生可能な生物由来の有機資源を原料に合成されたカーボンニュートラルなプラスチックで、植物度85%のシュリンクフィルムです。温室効果ガス排出量の抑制に貢献します。
日本バイオプラスチック協会が定めるバイオマスプラマークに認証されています。
その他にも、企画から納品までワンストップでの対応が可能です。
企画・デザインからシュリンク台紙製造・自動封入および手封入からシュリンクまで、お客様のニーズに合わせた工程ごとの作業も対応いたします。
もちろん、クリーンルーム完備で衛生的な作業環境の下、商品の搬入から加工時、搬出に至るまで、衛生的な環境下での作業が可能です。
私たち長苗印刷株式会社パッケージ事業部では、バイオマスシュリンクフィルムを使用することでプラスチックの使用そのものを減らし、減量化と共にサステナブルな社会の実現を両立する代替素材の製品を採用しています。バイオマス度は85%とまだ課題も残りますが、バイオマスやカーボンニュートラルへの切り替えを促す一助となれば幸いです。
長苗印刷株式会社 パッケージ事業部