COSME Week TOKYO 2023 第2回化粧品マーケティングEXPOに初出展に向けて、 ひたすら準備、準備、また準備の日々が続く
こんにちは。
前回からの続きで、1月11日~13日の3日間、東京ビッグサイトにて開催されました日本最大級の化粧品専門展『COSME Week TOKYO 2023』第2回化粧品マーケティングEXPO。弊社「ecoだけマーケティング」の初出展に向け準備の中で、本題の展示品をどうするか、許可取りなどは間に合うか、環境に配慮したノベルティやパッケージの選定、デザインや形状、機能性などの付加価値を、どのように配置すれば効果的に訴求出来るのかなど検討を重ねて、紆余曲折、波乱万丈の日々が続きました。
そんなバタバタ状態の弊社に、救世主が現れました。岐阜県多治見市に本社を置く総合パッケージメーカーのWH様。創造性を大切にする同社では、固定概念を払拭して自由な発想のもと、企画から製造・販売までを自社一貫体制による生産で、お客様のご要望を見事にパッケージへと反映されてきた会社です。本社1階のショールームを拝見すると、美しい製品ばかりで時が過ぎるのを忘れるくらい見とれてしまいます…。昨年からご縁をいただき、なんと、今回の展示会ではデザインをWH社、シュリンク台紙などの製造を弊社という、夢のようなコラボレーション企画までご協力いただきました。感謝しきれないくらい感謝しております。
デザインと素材
デザインついて、特殊印刷のバラの絵柄は、まるで下にあるリップグロスやネイルの色を吸って成長したかのような、魔法のような仕上がりになっております。弊社のシュリンク台紙にデザイン性が加わることで、素材感と共に高級感が演出され、こんなにも表現が変わるのかと大変勉強になりました。
素材についてはSDGsのご多分にも漏れず、環境に配慮したものを厳選しました。台紙の紙、印刷方法、そしてバイオマスシュリンクフィルムを使った台紙で、減プラも実現しました。
他にも、高級感を演出する貼り箱(中芯のボール箱に化粧紙を貼り付ける製法)と台紙付きシュリンクとを組み合わせたブック式のケースもあります。(左)異なる2点がセットでき、商品を固定する仕切りや台座(ゲス)、緩衝材も必要ないため、資源を削減しつつギフト感を演出します。ちょっとしたプレゼント企画などには最適な形態だと思います。ケース部分を外した表紙だけのシュリンク台紙も可能です。(リボン留めが かわいい)
また、台紙付きシュリンクに三角のカバーを付けることで、商品展示の際に可愛さを演出します。(右)ブランコみたいで、カワイイです。デザイン性もさることながら、カバーが付いたことで特別感を演出できますので、限定アイテムなどのパッケージに最適です。
こちらは先にリップグロスをシュリンクして、台座としても自立する台紙に乗せたものです。商品のカラーバリエーションに合わせて台紙の色を合わせたり、色相場で正反対に位置する補色や反対色にしてインパクトを出してみたりと、自由に組み合わせ出来ます。(左)
シュリンク台紙とパッケージ(箱)との組み合わせは他にもあります。自立可能で店頭置きにも、穴をあけて吊り下げにもできます。陳列棚の取り合い合戦の激化で、省スペースが求められる昨今、たとえば2本一緒にシュリンクしてみる2ピースシュリンクなど、ありそうでなかったものをかたちにすることで可能性は広がります。やってみたら意外と良い結果がでたりして。
COSME Week TOKYO 2024』第3回化粧品マーケティングEXPO
最後に、来年1月17日~19日の『COSME Week TOKYO 2024』第3回化粧品マーケティングEXPOにも出展が決定しております。
冒頭のWH様とのコラボも引き続きあり、ブースも隣同士で出展します。進化した弊社パッケージ事業部の奮闘にご期待ください。皆様のご来場、心よりお待ちしております。
長苗印刷株式会社 パッケージ事業部 藤井